欧州で話題のイベント:Wheels and Waves

バイクカルチャーとサーフカルチャーが融合するイベント

「Wheels and Waves(ホイールス・アンド・ウェーブス)は、毎年6月に南フランスのビアリッツで開催されているバイクとサーフィンの両方を楽しむことができるイベントです。

年々バイクの出荷台数が減少傾向にある日本と異なり、欧州地域ではバイクやモータースポーツの人気が根強く、イベントともなるとかなりの人数が動員されます。

そんな欧州系イベントの中でも一風変わった位置づけとなっているのがこの「Wheels and Waves」で、欧州ならではのカスタムバイクの展示を見ることができます。

バイクカスタムは全世界的に人気のある趣味ですが、どのような方向でカスタマイズしていくかということについてはそれぞれの地域や国民性が色濃く出てきます。

カスタムバイクの本場であるアメリカにおいては、ハーレーダビッドソンの影響がかなり大きく「カスタムハーレー」と言われるアメリカンバイクの改造が主流になっています。

一方で欧州地域のバイクカスタムは非常に多様です。
モータースポーツの大会が頻繁に行われているということもあってか、カフェレーサーやスクランブラーといったものが目立ち、他にもトラッカーやボバーブラッドスタイルといったようなオフロードを意識したカスタマイズをしたバイクが多く見られています。

イベントのもう一つの目玉になっているのがサーフィンで、ビアリッツという場所はフランス国内でも有数のサーフィンやスケートボードがさかんな地域となっています。

2012年に初回開催されてから、毎年6月の決まった時期にフェスティバルとして行われるようになっておりもともとフランスでも人気の高い観光地であったビアリッツでも最も多くの人が集まる年間行事として定着しつつあります。

イベント開催中にはサーフィンとバイクレースの2種目が行われるので、大会に参加する人はもちろんのこと観覧する人にとっても一流の技を間近に見ることができる大変貴重な期間となります。

日本でも開催された実績があります

実はこの「Wheels and Waves」は過去に日本でも開催をされたことがあります。
2014年に埼玉県・川越市のモトクロスヴィレッジを舞台として、本場ビアリッツでの大会の模様をそのままにトラックレースやカスタマイズカーの展示などが行われていました。

ただし埼玉県内には海がありませんので残念ながらサーフィンの大会まで再現をすることはできませんでしたが、あまり日本ではなじみのないトラックレースやモトクロスなどを体験することができたことが好評だったようです。

本場Wheels and Wavesにおいては欧州の有名メーカーの多くが協賛についているので、欧州メーカーでお気に入りの製品がある人にとってはそうしたところも見どころになります。