エンジンガードの取り付け

バイクのエンジンガードの種類

バイクに乗っていて万一転倒してしまった時には、本人の怪我はもちろん、バイクにも損傷が生じる恐れがあります。
レバーが曲がる、折れるといったよく見られるケースはもちろん、エンジンカバーやタンクが故障してしまう場合もあります。
レバー、ハンドルなどの故障では新しく買い直して交換することも可能ですが、エンジンカバーとなるとそうはいかず、交換・修理もできずにいつまで経っても乗れないなんてことにもなりかねません。

そんなリスクを防ぐのに役立つのが、エンジンガードです。
これを装着していれば、転倒の衝撃からエンジンをガードすることができます。
そんなエンジンガードには、形状や機能などによっていくつかの種類があります。

例えば、もっとも広く普及しているフレームやエンジンマウントボルトに直接装着するタイプは、簡単に装着できるので初心者にも適しています。
より広い範囲をカバーできるパイプエンジンガードと呼ばれるタイプは、装着することでバイクに重厚感をもたらすことができるのでドレスアップアイテムとして使用されることもあります。
ほかには、エンジンガードとパイプエンジンガードの両方の機能を備えた「クラッシュバー」とも呼ばれるタイプなどもあります。

バイクのエンジンガードの取り付けの手順

バイクのエンジンガードの取り付けはちょっと面倒な面もありますが、それほど難易度が高いわけではなく、手順通りに進めていけば十分可能です。
注意したいのは必要になる工具が多いことで、メガネレンチ、ボックスレンチ、ジャッキ、グリス、ウエスは必須です。
逆に言えば、これぐらいをすぐに用意できる人に向いている作業と言えるでしょう。

まず安全のために、バイクが動いたり傾いたりしないようしっかり固定します。
そのうえで、エンジンマウントにある2か所のフランジボルトを緩め、エンジンガードを仮止めしていきます。
エンジンガードを仮止めしたら、緩めておいたエンジンマウントのフランジボルトを締めて仮止めし、取り付けたエンジンガードが歪まないよう注意しながら本締めを行っていきます。

そして最後に、エンジンガードを本締めして完了です。
どちらもしっかりとボルトを締めたのを確認するのを忘れないようにしましょう。
この手順で、左右両方のエンジンガードを取り付けていくことになります。

エンジンガードの取り付けにおける注意点

注意点としては、左右いずれかのエンジンガードを装着した段階でもう一方のフランジボルトを緩めにくくなる可能性がある点です。
これはエンジンの重さによってフレームの位置がずれてしまうことによるもので、もしそうなった場合には、ジャッキを使って位置を調節したうえで作業を行っていくとスムーズに行いやすくなります。