バイクエンジンのカスタムの手順

バイクの心臓

バイクエンジンというのは各メーカーともに最も力を入れている部分になります。
それはバイクの心臓部ともいえる部分ですから当然といえるでしょう。

バイクを選ぶ際はエンジン性能に着目して購入することも多く、様々なカスタムを行うライダーであってもエンジンをいじる人はそう多くありません。
また、エンジンのカスタムには高度なテクニックや慎重さが必要なため、基本はプロのメカニックに任せるのが一般的です。

モンキーバイクに限っていえば、ライダー自らバイクエンジンのカスタムにチャレンジする人もいるかもしれません。なぜなら、モンキーのエンジンは消耗品と考えるライダーが少なくないからです。
たとえば、スタンダードの2倍の排気量となるチューニングを行っていると、負担がかかりエンジンの交換が必要になるケースがあります。

自らエンジンカスタムにチャレンジしようと考える背景としては、モンキーに搭載された4ストエンジンは構造が比較的シンプルで、長年エンジンのチューニングやカスタムを手掛けているライダーにしてみると、簡単にいじれることが挙げられるでしょう。
バイクをいじる楽しさの原点ともいえるのが、キング・オブ・4ミニとも呼ばれるホンダの横型4ストエンジンです。

このエンジンに魅了されていじり続けているライダーは、ベテランはもちろん初心者にも少なくありません。
エンジンのカスタムは難しいため、専用のキットを利用するのが一般的です。
モンキーの場合、この専用キットも各メーカーから様々販売されているため、カスタムがしやすいといえるでしょう。

説明書通りに

取扱説明書の手順に従って、手間暇かけて行えばバイクいじりの欲求も存分に満たされます。
たとえば、熱容量を増した燃焼室上部と燃焼室をオイルで効果的に冷却するシリンダーヘッドのついた空油冷式エンジンにカスタムする場合、手順はおよそ45工程、作業時間にして3時間程度が必要になります。

慣れていない方だともう少しかかると思いますが、バイクの心臓部ですから、じっくり時間をかけて1つ1つ丁寧に工程を踏んでいきましょう。
手順のポイントとしては、念のためにピストンスカートを擦ること、続いてセット前に必ずピストンリングの表裏を確認することが挙げられます。

次に、タペットクリアランスの調整するためシムをホルダーにセットしていきます。
この際、必ず薄いシムからセットしましょう。

そして、カバー裏側の通路でヘッド部の潤滑を確保していけば、横型最新技術を盛り込んだチューニングエンジンの完成です。