セパレートハンドルやバックステップが特徴になっている
カフェレーサーカスタムは、まずハンドルの主流は低い位置にセットをされる『セパハン=セパレートハンドル』です。
名称の通りに左右の各グリップが独立していて、フロントフォークのアウターチューブに直にクリップオンをされ、取り付けられるという特徴を持っています。
ライダーの方は前傾姿勢となり、前かがみになってサーキットのロードレーサーのようにバイクを操作することになります。
1本のバーハンドルタイプのみ市販モデルで装着されていた時代には、セパレートハンドルはカフェカスタムのシンボルともなっていて、若いライダーたちが憧れるその時代のレーシングスタイルをそのままに体現した形となりました。
必要不可欠となるカスタムはそれだけでなく、『バックステップ』がなければカフェカスタムとは呼ぶことができないでしょう。
ハンドルを下げて前かがみになったライダーが、狭苦しくなることなく両足が置けるポジションというのは、フットコントロールを大幅に後方に下げた位置になるのです。
コーナリングで車体を大きく傾けた時に、ステップが地面に付いて走行を妨げることのないようにできるメリットもあり、この点もサーキットの事情が反映されたものになっています。
カフェレーサーカスタムはロンドンのライダーが発祥
バイクで街を走らせていると、カフェに入り休憩でもしようかという気になることもあるでしょう。
そうしてカフェに立ち寄ってみると、他のライダーの人との話が弾み、新しい仲間ができる可能性もあるものです。
昔はそういったカフェも多く存在していましたが、今でもライダー達が集まってくるカフェというのは見られます。
1950年代から1960年代のロンドンでは、カフェからカフェの間を公道レーサーのようにスピードを競っていた若者のことを『カフェレーサー』と呼ぶようになりました。
『ACE CAFE』という24時間営業のカフェに集まってくるライダー達は、『ROCKERS』とも称されて、ジュークボックス・ランに没頭していたとされます。
これは、ジュークボックスにコインを入れ、1曲が終わるまでに店に戻ってくるという、マニアックな公道レースでした。
本当かどうかはわかりませんが、持て余しているフラストレーションを若者たちがバイクによって発散させていたと考えられるのです。
カフェレーサーカスタムのバイクは色々な種類がある!
カフェレーサーカスタムのバイクは、ハーレーダビッドソンの『カフェレーサー(XLCR CAFE RACER)』や200台限定となる『ロードスター・カフェカスタム・コアパッケージ』などがあります。
これらのバイクで、昔のイギリスから受け継がれてきたカフェレーサーカスタムを楽しんでみてはいかがでしょうか。