アメリカンなカスタムの代表格チョッパー

チョッパーバイクの名前の由来は?

チョッパーバイクの「チョッパー」は、「Chop」が由来と考えられています。
プロレス技でもチョップがありますが、もともとの意味は「斧で切る、取り除く」といった意味の英単語です。
「切る」という動詞でもありますが、一般的な「切る」よりも豪怪なイメージがある言葉です。
それこそプロレス技のチョップや、斧を振り上げて豪怪に「ぶった切る」イメージを思い浮かべるとわかりやすいでしょう。

では、どうしてこの動詞が語源になったのでしょうか。
それは、バイクのパーツを豪怪に「ぶった切って」カスタマイズするからだと考えられています。
もともとチョッパーはアメリカンで豪怪なイメージがありますが、もともとの名前の由来からしてそうしたイメージがつきまとっているわけです。
ですから、チョッバーの定義は世間一般で考えられているよりも広く、本来バイクに装着されているパーツをぶった切ったり、取り除いて加工したもの全般に対して使われます。

チョッパーの歴史は?

このチョッパーバイクの歴史はかなり古く、第二次世界大戦後まもなくにまで遡ると言われています。
戦争が終わったことで用途がなくなった軍用バイクを兵士たちが日常に使用するため、軽量化を図るために余分なパーツを除去したり、ガソリンタンクを軽量化するといった試みを行い始めました。
その過程で、単に軽量化するだけでなくカスタマイズそのものを楽しむ人も出てきたところでチョッパーという名前が発生し、そのスタイルが「チョッパースタイル」として知られるようになったとされています。
歴史のスタート地点では、日常での使い勝手があまりよくない重量級の軍用バイクを必要に迫られて軽量化するのが目的だったわけです。

そんなチョッパーバイクがファッション性も備えた人気のスタイルとなるきっかけになったのが1960年代、テレビのCMや映画などでこのバイクが使用されたことでした。
とくに1968年に公開された映画「イージーライダー」のインパクトは大きく、ここに登場したハーレーダビットソンをチョッパースタイルにしたバイクが若い世代を中心に高い支持を集めました。
この映画をきっかけに、チョッパースタイルは「既存の価値観にとらわれない」「自由なスタイル」といったポジティブなイメージを持つようにもなりました。

チョッパーバイクのカスタムの楽しみ方

ポイントはやはり、「重いものを軽くする」点にあります。
しかも単に軽量化するのではなく、重量級のバイクが持つゴツい魅力を損なうことなく軽く、スタイリッシュなデザインにすることが求められます。
よく挙げられるのはフロントフェンダーとサイドカバーを取り外すこと、リアフェンダーを切り落とすこと、必要のないインジゲーターも取り除くことなどです。
もちろん、これらを実践しなければならないわけではなく、あくまで個人の好みでチョッパーの魅力を追求していくことになります。