ドラッガースタイルって何?名前の由来は?
ドラッガースタイルとは、もともとドラッグレース向きに作られたバイクを元にして作られたバイクをルーツにしていると言われています。
ドラッグレース向けなので「ドラッガー」というわけです。
そのため、そのルーツとなるバイクと同様、直線においてスピードやパワーを最大限に発揮できるのが大きな特徴とされています。
ドラッガースタイルの歴史
その一方、ドラッガースタイルの定義はかなり曖昧な面もあり、歴史をたどるのは簡単ではありません。
誰がいつからはじめた、といった詳細はよくわかっていません。
ただ、このスタイルが注目をあつめるようになったのは日本が最初という説もあり、それが海外にもたらされて知られるようになったという説が有力です。
ドラッガースタイルと言えば、「いかにもアメリカン!」といったゴツくて豪快な印象があります。
しかしアメリカには「ドラッガースタイル」という名称は一般的ではなく、和製英語のような位置づけとなっています。
なお、アメリカではほぼ同じカテゴリーで「ドラッグレーサー」という名称があります。
ドラッガースタイルという定義そのものが日本独自の面もあるのです。
ドラッガースタイルの歴史を知るうえでもうひとつポイントとなるのが、日本のバイクメーカーが発売した車種の存在です。
その代表格が1988年に発表されたヤマハの「ビラーゴ250」で、250ccクラスの車体ながら本格的なロードバイクとしての魅力を備えたこのモデルは、国内のみならず海外でも高い人気を博しました。
この車種の後継機にあたる「Vスター250」は国内では販売が終了しているにもかかわらず、海外ではまだ現役、アメリカやオーストラリアといったいかにもドラッガースタイルが似合う国で愛用されています。
ですから、現在のわたしたちが考えるドラッガースタイルの歴史は1980年代後半からはじまると考えてもよいのかもしれません。
ほかにはホンダのレブル250、カワサキのエリミネーター900などもドラッガースタイルのバイクとして高い評価を得ているモデルとして挙げられます。
カスタムの楽しみ方
ドラッガースタイルのバイクを運転したい場合、まずこうしたモデルを購入するのが一番の近道となるでしょう。
ただ、せっかくアメリカンのイメージが魅力なのですから、アメリカのバイクでカスタマイズしてドラッガースタイルを楽しみたいという方も多いハズです。
もともとドラッガースタイルの定義そのものがあいまいですから、「ドラッガースタイルにカスタマイズするのはこれをやらなければならない」といったことはありません。
一般的なポイントとしては、シートの位置を含めた車体が低めに設定されていること、フェンダーがフロント・リアともに短く改良されている点などが挙げられます。
さらには、太いタイヤと低い車体を組み合わせたデザインも典型的なドラッガースタイルの形として挙げられるでしょう。