フェンダーには2種類あり
簡単に言えば、泥除けのために装着するのがフェンダーです。
ただそれだけでなく、バイクの外見に大きな影響を及ぼす部品でもあります。
このフェンダーには装着する場所によって2種類に分けることができますが、機能面だけでなくビジュアル面も考慮したうえでそれぞれの違いや特徴を踏まえておきたいところです。
まずはリアフェンダー、後輪の上部に取り付けられたタイプです。
これをつけていないと、泥道や砂が多い道を走った時に泥や砂が跳ね返ってしまい、背中が汚れてしまいます。
さらには後方にこれらを跳ね上げてしまうことで、後続のバイク、自動車、さらには歩行者にまで迷惑をかけてしまう恐れもあります。
その意味でも欠かせない部品と言えるでしょう。
もうひとつは、前輪の上部に取り付けるフロントフェンダーです。
こちらは正面に泥や砂が飛んでこないよう防ぐのが主な役割ですが、もうひとつ、異物がタイヤに巻き込まれないよう保護するのも重要な役割となっています。
前輪の場合、どうしても走行中に思わぬ異物を踏んでしまうこともあります。
それがタイヤにひっつくような形で巻き込まれてしまうと故障の原因になってしまう恐れがあるので、このフロントフェンダーの保護効果は安全に運転するという意味でも重要な位置づけとなるでしょう。
ビジュアル面に関して言えば、フロントフェンダーはサイズが大きいものを選ぶとあまり見栄えがよくない特徴があります。
一方、リアフェンダーの場合はサイズが小さすぎると十分に機能せず、上述したように周囲に迷惑をかけてしまう可能性があります。
フェンダーの構造と仕組みについて
この2種類のフェンダーは、構造・仕組みからほかにもさまざまな役割を担っています。
例えば風の流れを整える働きで、これは特に水冷式のバイクにおいて重要です。
ラジエターを保護しつつ、安定した冷却効果を得る上で大きな意味を持っています。
またフロントフェンダーでは、風の流れが安定したハンドリングを左右することもあります。
ほかには、フロントフォークのインナーチューブを保護する役割なども構造上の特徴として挙げられるでしょう。
なお、このフェンダーとタイヤの隙間はバイクのタイプによって異なります。
例えば泥道を通る機会が多くなるオフロードタイプの場合、泥が溜まったり詰まったりしないよう、隙間が多めに取られています。
バイクのタイプや用途、サイズなどに合わせて適したフェンダーを選ぶことも重要になってくるのです。
フェンダーを巡る注意点について
注意点としては、定期的な洗車を行い、金属やメッキの部分のサビつきを防ぐことがまず第一です。
またデザイン性を重視してフェンダーを取り外した場合、車検に引っかかってしまうこともあるので要注意です。
基本的にはフェンダーは不可欠なものであり、バイクに合ったものをしっかり装着することが求められます。