可能性を追求したカスタマイズ
今回カスタマイズしたのは、ドラッグレースと街乗りを兼用、ノーマルのままのエンジン本体でタイムをどこまで追求できるか、というコンセプトでJD-STERドラッグレースに2013年から参戦しているZX-14Rです。
ですが、VP製のレース用ガス、エンジン添加剤&ブロックス製のオイルなどによって216psを既に超えている、というすごいマシンです。
しかも、レブリミット変更を純正のECU書き換えで、燃料補正をサブコンなどで行っており、街乗りなどをするのにも支障が全くないような
仕上がりになっています。
バネ下の軽量化、転がり抵抗についてもできるだけ低くしています。
日本ではあまり行わないのですが、アメリカなどでは比較的よく行われているカスタム方法、ホイールベアリングのセラミックボールへの交換も行っています。
これによって、極限までフリクションロスが低減でき、押し回しをするだけでも実感できるほどの軽さです。
最終的には、1/4マイルの区間タイムを8秒台後半にすることを目標としており、ノーマルエンジンのままでどこまでいけるのか、今後が楽しみなマシンでもあります。
ZX-14Rカスタマイズの詳細
STDにはTRAC製のローダウン用カートリッジを入れているため、フォークが約5cm(2インチ)ダウンしています。
ドラッグ仕様であることは、シフトランプとエアシフターメーターで分かります。
ビート製のハンドルを採用しているため、ポジションは手前になっています。
エアシフター仕様であることは当然として、オンボードコンプレッサーがシート下に備わっており、タンクのエアプレッシャーが下がれば補充は自動で行われるため、エア切れの心配をしながら走る、ということはありません。
ホイールにはブロックス扱いBSTカーボンの3.50-17/6.625-17で、こういったところでもロスの低減と軽量化を実現しています。
パワーコマンダーVのサブコン、ステンレス製エイリアンヘッド2のマフラー、ブロックス製のクラッチキットなどがチョイスされています。
McINtosh製のリアアームは8インチロングですが、これはレース用のものを使っており、リンクまわりやショックユニットが見えるようになっています。
そしてクラスフォーで扱われているブロックスに、EZショックをセミオーダーしたリアサスペンションが使われています。