スズキ ハヤブサのカスタマイズ

俳優、大鶴義丹の所有車をカスタム

今回のカスタムでベースとしているのは、2000年式初期型のハヤブサです。
所有者は俳優の大鶴義丹さんであり、ハヤブサがデビューした1年後に気になって購入したように推測され、かなりのバイク好きであろうことが感じ取れます。
ショップのスタッフによれば、メカに関してもかなりの知識を持っていますし、ライディングのテクニックもあり、サーキットにおいても良いタイムを出していて、スタッフとツーリングにも出かけるそうです。
そんなオーナーからのカスタムに関するオーダーは、ノーマルに何かしらプラスアルファされたパンチが欲しいというもので、足まわりを重視しながらヘッドチューン、ピストンを換えています。

しかし、リアサスを変更したくても、当時はフルアジャスタブルサスでスポーツ走行向きのものが販売されておらず、オーリンズのスーパースポーツ用をベースとして内部構造、バネレートなどをモデファイし、リンクレバーなどもストローク確保のためアルミビレットでワンオフしました。
さらにフロントフォーク、ブレーキ周りと並行してエンジンのチューンも行っています。
ハヤブサはノーマルであっても十分な速さがあるため、それ以上は不要なのではとオーナーに確認したところ、エンジンの中身を見てみたいということで、それぞれの部分の各パーツを確認しつつ、仕様を具体的に決めていきました。
オーナーからの要望では、基本的にはスロットルが開けられないようなパワーでは、あっても仕方がない、しっかり使えるエンジンにということがありました。

ハヤブサのカスタム詳細

ヨシムラのハヤブサX-1と同じ仕様のヨシムラ製ピストンを使い、ヨシムラによる情報を参考にして、ベーシックなポート形状、圧縮比、面研などにショップ独自のアレンジを施しています。
オーナーの判断によって、あえてカムはノーマルのままですが、それでもエンジンの仕上がりは全然違うものになっています。
外装は2眼の耐久ライト仕様、エーテックのカーボン製キットを使い、インナーカバーなどにもカーボンで統一されています。
純正のハンドルバーはTG-RUNビレット、トップブリッジの上にマウントしています。
外装のカラーは、TOTなどでもよく見るRUNのレーサーカラーであるブラックとシルバーにしています。

エンジンの排気量はそのままでヨシムラのハイコンプピストンに変えてあり、ヘッド仕様もオリジナルとなっています。
細かい部分のバランスにもこだわっているため、静かでシルキーなエンジンとなりました。