安全で快適な視界を確保するための基本的な装着手順
スマホホルダーを取り付ける際の基本的な手順は、まず愛車のハンドル周りのスペースを確認し、適切な取付位置を決めることから始まります。
取り付けには一般的にクランプ式やボルト固定式が用いられますが、作業前には必ずバイクのキーをオフにし、安全な平地に停車させた状態で行いましょう。
ホルダーに付属しているマウント部分をハンドルバーに仮留めし、スマートフォンを実際にセットした際の角度や視認性を確認します。
この際、メーター類が隠れてしまわないか、あるいはハンドルを左右に一杯まで切ったときにフロントフォークやタンク、カウル、フロントバッグなどの周辺パーツと干渉しないかを慎重にチェックしてください。
最適な位置が決まったら、付属の工具を使用してボルトを本締めします。
締めすぎるとハンドルバーやホルダーのクランプ部を破損する恐れがあるため、適正なトルクで均等に締め付けるのがポイントです。
最後にスマートフォンをセットし、軽い振動を与えてもガタつきがないかを確認して基本の取り付けは完了です。
バーハンドルからセパハンまで車種ごとの最適な固定方法
バイクのハンドル形状は車種によって多種多様であり、それぞれに適したマウント方法を選択する必要があります。
ネイキッドやオフロードバイク、一部のスクーターに多い一般的な「バーハンドル」の場合、市販されているクランプ式のマウントがそのまま使用できるため、位置決めの自由度が高く比較的簡単に設置可能です。
一方、スーパースポーツやツアラーに多い「セパレートハンドル」の場合は、ハンドルバー自体にクランプを挟むスペースがほとんどありません。
そのため、フロントフォークの中心にある穴を利用する「ステムホールマウント」を採用するか、クラッチレバーやブレーキマスターシリンダーのホルダーボルトと共締めするタイプのマウント、あるいはクランプバーと呼ばれる延長ステーを別途装着して設置スペースを確保しましょう。
また、ハンドルが樹脂カウルで覆われているスクーターなどの車種では、バックミラーの根元にステーを共締めする「ミラーマウント」が重宝されます。
愛車のハンドル形状に合った専用パーツを正しく選ぶことが、スマートで安定したレイアウトを実現する近道です。
走行中の予期せぬトラブルを防ぐ万全な脱落防止対策
バイクは走行中に路面からの激しい振動や段差による衝撃を常に受けているため、スマホホルダーの脱落防止対策は極めて重要です。
ホルダー自体のロック機構だけに頼るのではなく、二重の安全対策を施しましょう。
多くの製品に付属しているシリコン製のセーフティバンドは非常に有効で、スマートフォンの四隅をしっかりと固定することで、万が一本体のロックが緩んだ際も落下を食い止められます。
また、ホルダー自体の経年劣化や、紫外線によるプラスチックの硬化、内部のバネのヘタリにも注意が必要です。
定期的に各部のボルトに緩みがないか増し締めを行い、可動部がスムーズに動くか確認する習慣をつけましょう。
スマートフォン自体のケースの厚みや形状によっては、ホルダーの爪が奥までしっかりと掛かっていないケースもあるため、乗車前には必ず手で軽く揺らして固定状態をチェックすることが肝心です。
さらに、万が一の落下に備えて、ホルダーとスマートフォンのケースを細いワイヤーやストラップなどの命綱で繋いでおくことで、最悪の紛失や破損のトラブルを確実に回避できます。
まずは愛車のハンドル周りのスペースを観察し、最適なマウント方式をチェックしてみてください。
